◆カフーを待ちわびて◆

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最近DVDをレンタルしてから、原作の方もどうしても読みたくてAmazonで取り寄せてしまいました!原田マハさんの小説「カフーを待ちわびて」。

 

沖縄の離島を舞台に玉鉄演じる主人公のもとに、マイコさん演じる謎多き美女がひょんなことからお嫁にきて同居生活が始まる…、というストーリーなのですが、そのストーリー以上に僕の心を動かすのは舞台の沖縄!沖縄大好きなんです。とても。思い返せば、僕に海への情熱を気づかせてくれた場所であり、将来定年リタイアしたら移住して島のオジィとして余生をすごせたらなあ、なんて未来も憧れてしまいます。。

コバルトブルーの海や美味しいビールはもちろんですが、何よりも沖縄の道に愛着がわいてます。これは昨年沖縄本島を一週間バックパックでたくさん歩いて一人旅した経験の中で実感したのですが、沖縄の道は生き生きしてるんですね。よく言えばアメリカンでワイルド、悪く言えば無造作。特に初日にバスから眺めた本島中部・北谷町の道路(ルート58でしょうか?)と夕焼けのコラボには胸が熱くなったものです、。 。。

読書の事でいうと、三月から読書記録をつけています。といっても、どんな本をこの一年間で読んだのか今使用しているスケジュール帳に記録するだけなのですけれど。最低50冊を目標にいままさに取り組んでいます。キャリア関連の本や歴史の書籍が多くなりがちですが、今回の小説のように幅広く取り扱えたら内容的にも充実するかななんて思ってます!

小説話にもどるとタイトルにある「カフー」とは沖縄方言で「よい知らせ、果報」の事らしいです。私はこのタイトルの響きに時間がゆったりと流れる沖縄のやわらかさ、丸い雰囲気を感じました。社会に出たらゆったりとか甘いこと言ってられないのかなとも考えますが、心の底に20%くらいはそういった要素を隠し持ってたいものです。