【最近の読書の譚】 『街道をゆく(沖縄)』/司馬遼太郎

f:id:kiyomori7630nr1sea:20150814114920j:plain街道をゆく 6/司馬遼太郎/
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司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズ。電子書籍で読みました。今回は沖縄・先島編。那覇から与那国島まで。今から30年、40年前の司馬さんの沖縄の旅の記録です。歴史小説はこの人の作品から読み始めました。『功名が辻』だった気がします。

昭和期の沖縄の様子が司馬遼太郎の視点、いわゆる司馬史観でつづられています。印象に残っているのは、八重山の島々が15世紀頃までは少なくとも、原始的な暮らしを営んでいたこと。

バブル時代よりも前、しかもこの段階では首里城も再建されていない時の沖縄の人の生活がのんびりと蘇った。

〈注:写真はブログ作者が昨年に旅で訪れた那覇市波の上宮〉