◎正義のハッカー(『中国新聞』6月14日記事)

≪記事要約≫日本政府は先日の日本年金機構の情報流失問題を踏まえたサイバー攻撃への一つの対応として、「ホワイトハッカー(正義のハッカー)」の登用拡充を図る方針をとる。ホワイトハッカーとは情報システムの防御を含めた高度な専門技術を持つ民間技術者のことであり、近年のサイバー空間の安全を脅かすサイバー攻撃に対して内閣サイバーセキュリティセンターが情報技術の国家資格者やIT関連企業社員を対象に現段階で数人を採用している。ホワイトハッカーには、サイバー空間において行政機関・企業・重要インフラに不正侵入し、データ改ざん・機能障害を引き起こす「悪のハッカー」のサイバー空間への攻撃を水際で阻止する役割が期待される。2020年に控えている東京オリンピックでは大規模なサイバー攻撃の発生が懸念されており、長期的人材確保・育成を目指して政府は数十人の登用を将来的には実施する意向であるとしている。政府が今年5月にまとめたサイバーセキュリティ戦略の一環でもあるが、ホワイトハッカーの処遇改善やサイバー関係技術者の人材不足が不安事項として挙げられている。


≪私の考え・感想≫私の年代(一般にいうゆとり世代にあたります)は小学生のときから情報教育を受けてきましたし、単純な情報のスキル(ワードやエクセルのような基本的なもの)だけでなくメディアリテラシーもある程度学習した世代でした。こうした情報教育が本格的に導入されたのはゆとり世代やその付近にあたる年齢の若者からではないかと考えます。それでもこうして世間をお騒がせしているSNSなどで起こるモラルが欠如した行為というのが日常的に発生しているのは、それほどメディアや情報技術、情報産業の発達がすでに大きなサイバー空間を形成し、われわれ現代人が振り回されてしまっていることの最たる証明である、といっちょまえに論じてみます。そうした社会の現状を憂慮し、いまの小学生や中学生の子供たちは私たちの世代以上に情報教育で多くの内容を指導されているのではないでしょうか。いずれにせよ、メディアリテラシー教育を実際にすこしでも学んだのであるのだから私自身もモラルを適切に守らないといけないとは思います。ここ数年でSNSが大きく浸透してきているんですが、だれにでももモラルをかいた行為をふとしてしまう危険性があるため、慎重に扱わないといけないとこの記事で思い直しました。また、あまりにも身近になってきたSNSにも振り回されないようにしたいですね。

そして記事にあったように近年サイバー犯罪が蔓延する日本。すくなくとも10年前にはドラマの世界の話であったことが頻繁に発生する時代になってきました。ハッカーという言葉もここまで世間にしられるようになるとは。とはいっても「ハッカー」と聞くとサイバー攻撃をおこす悪の存在だというイメージが先行してしまっていますが、ホワイトハッカーという存在がいることは全く知りませんでした。ますます日本は情報化していくのだからホワイトハッカーは企業にも広く必要とされるはずです。もっと世間にしられるようになると、わたしがそうであったようにハッカーに対する固定的なイメージも覆されてサイバー空間に関しての認識も深まるのではないでしょうか。



【my way】

◎「日本酒」のブランドについて(『中国新聞』6月10日記事)

《記事要約》
国税庁は年内にも、純国産(=国産のコメを使い、国内のみで作られた清酒)の清酒だけを日本酒として「地理的表示」に指定する方向で調整することを決めた。日本を含めたWTO(世界貿易機関)加盟国で取り決めらている「地理的表示」の対象に指定された特産品は、該当特産品につけられている地名をその産地以外の商品につかわないようにするという概念が適用される。つまり地理的表示への指定が他国でも認可されると、純国産以外の清酒は日本酒として販売しないよう日本がもとめることができるようになる。日本酒の明確な定義が定められることにもつながる。「日本酒」を純国産に限定することで日本酒そのもののブランド力を高め、海外展開を後押しする狙いもある。近年、日本食ブームが広がりを見せ、海外においても清酒を生産する動きが広がっているため、「日本酒」の位置づけを明確に線引きすることを目指す。


≪私の考え・感想≫
日本酒にもグローバル化の波がきていたとは。知りませんでした。各地域ごとに日本酒の蔵元があり地域ゆかりの名前がつけられていたりと、地域の特色アピールにも役割を果たしているのが日本酒だと思います。また、お酒造りが盛んな地域も日本にはたくさん残っており、その伝統が街並みにも反映されていたりするのです。ちなみに日本のお酒三大地は京都・伏見、神戸・灘、広島・西条。最近、個人的にワカコ酒という漫画にはまっていてお酒に対する情熱が再沸騰しています。いいお酒とこだわりのつまみで一杯。私は日本酒があまり飲めないのでちょっとずつ楽しみ方を見つけたいと思っています。大吟醸がどういう日本酒なのかもまだよく分からないビギナーですが、まずは熱燗から。





【飛 鳥 山】
【Silent Siren】「ハピマリ」MUSIC VIDEO full ver.【サイレントサイレン】 - YouTube

◎入国施設、MERS警戒(『中国新聞』6月9日記事)

《記事要約》中国地方五県では、韓国で感染拡大が少しずつ進むMERS(中東呼吸器症候群)の国内感染を警戒し、入国施設において予防対策の強化に努めている。
海・空の入り口となる両入国施設でも対策がとられる。海からの入り口となる港では検疫官が客船に乗り込み乗客の発熱症状を一人一人確認し、サーモグラフィーによるチェックも行われている(下関港境港)。空からの入国に際しても、空港の検査場におけるサーモグラフィーのチェックが実施されている。(広島・岡山・米子空港)。県としても関係機関との会議を開き感染が疑われる人がいたケースを想定した対応策の確認、感染症指定の医療機関への受け入れ態勢の要請を行い、MERS警戒態勢をとる。


《私の考え・感想》海外でのウイルス感染病が断続的に発生している印象があります。エボラウイルスのアフリカでの流行がウイルス感染による国内外での拡大の恐ろしさ、拡大の早さを世界中に認識させたように思います。エボラの爆発的な広がりと比べると人口の大小や国家の衛生環境などの所要因もあり、韓国におけるMERSは感染拡大のペースとしてはまだ落ち着いているし、韓国としても適切な対応がとられているのも現段階では影響しているのではないでしょうか。しかし、実際に死者が出ているのも事実であり、ただのウイルス感染の1つとして片付けてはいけない。エボラの時を思い返します。大流行期においては連日の報道がなされ、各国の状況(アメリカで感染者が出たなど)にも関心が集められていました。しかし、事態がおさまってくるとニュースなどで見る機会もなくなり「エボラ収束」を報じるニュースや記事の扱いは決して大きいとは言えませんでした。

規模の大きな差があることはあらかじめよくわかっているつもりです。私たちのくらす日本でも毎年のようにインフルエンザが流行しますから。ただ、私たちは国内でのインフルエンザやノロウイルスと、海外で広がるこうしたウイルス感染症を同じような感覚で知らず知らずにとらえている向きがあるのでは、と感じることがあります。また日本は島国です。これは空輸・海運両面が海外物資の物流を担うことももちろん表し、さらには今回のように海外で流行しているウイルスの国内感染を食い止めるためには海・空両サイドの対応が必須、そして責任も重くのしかかることも表します。関係機関での対応もさらに強化されてくると予測しますが、どちらにせよ(私自身にも言えることですが)予め防ぐための動きをまなばなければならないし、海外での状況にも継続して関心を向けていく必要性がある。今の世では、SNSなど世界の情報を知るツールがたくさん存在するのだから。


【行動の四類型】

風呂上がりの…。

今夜はバイト帰りにLAWSONで「Grand the KIRIN」を購入。
キリンビールから発売されている高級志向のエールビールです。

焼き鳥の缶詰めとともに風呂上がりに飲むことに!今日は雨降りで天気もよくなかったので、風呂上がりはとくにさっぱりした気分。き、きもてぃーー☆
フルーティーなエールビールはやっぱりいつものビールと一味違っていいなあ。
もっとビールのちがいがわかるようになりたいもんです。

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◎クルーズ客船の寄港が繋ぐもの(『中国新聞』6月2日記事)

《記事要約》日本各地で少しずつ活発な動きをみせている海外クルーズ客船の寄港誘致に関しての、一般社団法人中国旅客船協会事務局次長の意見です。昨今のクルーズ寄港や寄港の機会を積極的に活用する取り組みを知ることができました。新鮮なクルーズ事情には何度もうなずくことがありましてピックアップさせていただいています。

広島県では昨年発足した寄港誘致委員会や県による客船の寄港体制の整備が進む。これまで中心に受け入れを担ってきた広島港宇品外貿埠頭に加えて五日市岸壁も着々と港湾や周辺施設の充実化が図られている。当記事では、○クルーズ客船の乗客を寄港後観光地などにスムーズに送り出す入国審査手続き、○交通の利便性○港湾施設整備…。以上の点の向上を客船誘致の前提としてあげている。そしてこうした前提条件を整えたうえで寄港誘致をめざす地域独自の特色を持ったおもてなしをすることで差別化を図りニーズを高めることが重要であると論は進む。また、寄港時の利益をあげること以上に口コミなどの効果を狙い、次回以降の継続した寄港と県の物産品やサービスの長期的セールスアップの必要性が説明されている。
さらに国内のクルーズファンに向けてのイベント企画を発展させることで交通事業者や観光業者などに派生的に消費をもたらす。クルーズ客船の寄港誘致の取り組みにはクルーズ乗客の歓迎にとどまらない、取り組みに携わる各方面の人々や団体に好影響を与える可能性がある。


《私の考え・感想》クルーズ客船。高級なイメージがもたれがちなんですが、個人的に読んだ本によると、最近ではLCC航空ならぬLCCクルーズというものも人気が高まっているとか。お金持ちのダンディーなおじさまが老後に旅をするというようななかなか現実離れしたイメージがあったのですが、少しずつそうしたクルーズの存在がしられれば高級だなあという固定観念ももっと変わるときがくると思います。クルーズ客船だって時代が進むにつれててが届かないようなものではなくなっているのかもしれません。ニーズが多様化すればするほどやはり今回の記事のように港湾や受け入れ体制といった根本的な面の整備が必要になり、新たな需要やサービス・取り組みが生まれるはずです。今回取り上げられている広島県の寄港エリアも数年すれば新しい観光・商業スポットに変貌している可能性がたぶんにあると考えます。港というのはもちろん貿易や流通を支える場所ですが、日本の各地の港で広島が目指そうとする港湾や寄港誘致の姿がこれから何年かかけて形成されれば港の役割も多様化して新たな景観、新しい日本の港湾エリアが完成されるのではないでしょうか。 

日本で有名なクルーズ客船というと私は「飛鳥」かなとおもうのですが、飛鳥の高級感はあこがれでもあります。ただLCCクルーズにはすごく興味がありますし、意外と老後までまたなくて大丈夫かもです。小生はダンディーなじいちゃんになりたいもんです。
ちなみに主に人を運ぶクルーズ客船もれっきとした海運にカテゴライズされます。豆知識です。

クルーズ全く関係ないのですが、今日は湖を眺めながらブログをかいて過ごしました。水辺の風景とともに。


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【出てこい!日本のリーダーたち】