◎ミドリムシのポテンシャル(『中国新聞』5月3日記事)

《記事要約》ユーグレナ(東京)社長の出雲充氏インタビュー。ユーグレナは植物と動物の両方の性質を備え、ビダミンやアミノ酸など59種類の栄養素が含まれている微生物「ミドリムシ」を使った事業を展開するバイオベンチャー企業。ミドリムシの食品への活用だけでなく、バイオ燃料としての活用も進めており、ミドリムシからできた生産性の高いバイオ燃料を使用してバスの運行も行っている(いすゞ自動車との共同事業)。2020年のフライトを目標に全日本空輸とは飛行機のジェット燃料開発も展開し、安全性の確保とコスト低減を期待する。


《私の考え・感想》
 私は高校時代、生物の科目が大の苦手で期末テストで赤点をとったこともある。ミドリムシが登場した今回の記事はほんのりと高校時代を懐かしむことができたと同時に驚きづくめだった。
 一点目にミドリムシが海藻の仲間であったということ!言われてみるとそう習った記憶もあるのだが、ワカメやコンブの仲間なのである。青海苔のような味がするとのこと。記事で出雲氏も指摘されていたように「ミドリムシは芋虫の仲間なんじゃないの!?」という消費者も多いはずで、そうした先行イメージが誤りだということをたくさんの人が理解すればさらに注目されるユニークな存在としてミドリムシユーグレナも知られていくのではないだろうか。
 二点目にミドリムシの応用性の多様さ。食品や化粧品はまだイメージできるが、バイオ燃料としてバスや将来的には飛行機のジェット燃料にも利用されるということだ。0.05ミリの体にそれほどまでの壮大な可能性が秘められていることに微生物のパワーを感じた。


 話は私のことになるのですが、現段階で一般企業への就職を目指す自分にとって、まわりの学生よりもできるだけ早く就活にむけて動きだしていきたいという思いがつよくある。都会の大学で学ぶ学生に比べると地の理ではどうしても敵わないところは生じる。だからこそ漠然としているしもっと具体的な形にする必要が強くあるのだが、自分にしかできない就活準備をしていきたい。そのひとつに今からたくさんの企業の存在を知りたいというのがある。
 生物苦手だったからこの会社は調べなくていいや、じゃなくてこうしてインタビュー記事を読むことで、夢のある事業をしてる企業を一つ知ることができて良かったと感じています。また、ミドリムシのポテンシャルにただ衝撃を受けました。
 …ミドリムシって青海苔の味がするんだって!!

【6月の方→頭の回転がはやく仕事を忘れて遊びまくる】